【書籍】『犬もどき読書日記』6/3発売決定

石山蓮華のエッセイと読書録が『犬もどき読書日記』というタイトルで本になりました!

発売日は6月3日です。

晶文社の深井さんに書籍化のお話をいただいてから2年かけてぐるぐると考え、自分の経験と気持ちに向き合って書いたところ「読書×ジェンダー×犬エッセイ」という掛け合わせの本になりました!

ウェブサイト「ホンシェルジュ」で24歳の頃から連載していた書評エッセイ「電線読書」をもとに大幅な加筆と修正を加え、書き下ろしを5本に、俳句と短歌も収録しました。

前半と後半では考えていることも、文章そのものも大きく変化していているので、連載をお読みいただいた方にも新鮮な気持ちでお読みいただけると思います。本にまとめてみて、何よりも私自身が日々少しずつ変わっていったのを感じました。

ブックデザインは鈴木千佳子さんです。これまで撮った写真、短歌を使っていただき、とても素敵な装丁にしてもらいました。現物はピンクの部分が蛍光色になって、よりパキッとします!

犬のイラストは「脇から犬を生やすようなイメージがあるんです」とお話ししたところ、私が描いた絵をばーんと採用していただきました。カバーを取った本自体も面白くて、担当編集の方曰く「狂気を感じる」デザインです。笑

ぜひ、現物を手にとってみてください。

「私は犬みたいに生きることを発見した」
電線愛好家としても知られる石山蓮華、初のエッセイ集。
10歳から芸能活動を開始し、「若くて女性で明るく元気」とまなざされることが当たり前だったことに対する違和感、女性だからと当然のように求められる容姿と毛のケア、「りんごの皮むきができない」「鶴が折れない」などのできないこと、そして読書記録。
手垢にまみれた「女性」「ちゃんとした人」としてまなざされる経験を通し、ついに「犬みたいに生きること」を発見する。
漠とした感情から徐々に輪郭を掴んでいく様子を時にひりひりと、時にあっけらかんとつづる、読書×ジェンダー×犬エッセイ!
「そして、何かうまくできなことがあったとしても、犬だったら相当うまくやれている。犬がフライパンに油を引いて、卵を割って、目玉焼きを作って食べるとか、犬が一人で掃除機掛けをするとか、犬が時間通りにラジオを聴くとか。自分を犬だと思うと、一つ一つが信じられないほどすごい」(本文より)

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本の発売にかこつけて、できることならなんでもするぞ!と思っています。

書店やメディアの方々、イベントや取材など、何かご一緒できそうなことがあれば、出版社宛て業務提携先本人宛でもぜひお気軽に連絡ください。宜しくお願いいたします!

ご連絡いただきました内容は、業務提携先のジャングルと共有させていただくことがございます。

本を出したいと思っていたので、夢がひとつ叶いました!うれしい!

ずっと応援を続けてくれている方々、それぞれの距離からお気にかけてくださっている皆さま、本当にありがとうございます。これからもいいニュースをお届けできるよう頑張ります!


電線礼讃

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